鹿児島での「循環」関連ツアー&カンファレンスに参加して

CDW(Circular Design Week)2023「土地に根ざした循環生態系の未来」は、循環型のデザインとそれを踏まえた活動について、情報を共有して活動の促進を目指しています。
(URL https://cdw2023.re-public.jp/ )
今回は、鹿児島県のNPO を主とした循環型のデザインを実践しているプロジェクトの見学会と、2 日間のワークショップが、1 週間にわたって行われました。英語と日本語を逐次訳しながら進められました。いずれもトヨタ財団の支援をうけています。
舞鶴高専からはワークショップに2 名が参加しました。1 日目は、基調講演とトヨタ財団が助成している海外と連携するプロジェクトの紹介がありました。国内の活動とほぼ同じですが、対象範囲が広がるのと、各国政府とJICA などとの幅広い連携などが行われています。2 日目は、鹿児島県の活動や課題を 数名からなるグループに分けて議論しながら紙面に書き込みました。話題があちこちに及ぶのですが、何とかまとめました。おしまいに各グループが発表して、コメントを頂きました。
キーワードとして、活火山である桜島、自然の恵みを活かした食づくりとものづくり、企画・製造から廃棄そして再循環などが挙げられます。改めて各々の活動と位置づけの理解が進みました。
ワークショップでは、舞鶴未来の海プロジェクトの活動も議論の中で紹介しました。全体を通じて、我々のプロジェクトもかなり近い活動をしていると思いました。循環型デザインという視点から多くの示唆を頂きました。
我々2 名を含めて、国内外から参加した皆さんが同じ方向の意識を持っていることが印象的でした。

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